低圧配線と弱電流電線とが接近又は交差する場合、又は同一ボックスに収める場合の施工方法として、誤っているものは。

電気工事の施工方法

イ 埋込形コンセントを収める合成樹脂製ボックス内に、ケーブルと弱電流電線との接触を防ぐため堅ろうな隔壁を設けた。

なぜ違う: 合成樹脂製ボックスは非金属で接地の対象外であり、堅ろうな隔壁で低圧配線と弱電流電線を分離すれば足りる。適切な施工。

ロ 低圧配線を金属管工事で施設し、弱電流電線と同一の金属製ボックスに収めた場合、ボックス内に堅ろうな隔壁を設け、金属製部分には D 種接地工事を施した。
ハ 低圧配線を金属ダクト工事で施設し、弱電流電線と同一ダクトで施設する場合、ダクト内に堅ろうな隔壁を設け、金属製部分には C 種接地工事を施した。

なぜ違う: 同一ダクトに収める場合は堅ろうな隔壁を設け、金属製部分にC種接地工事を施すのが規定。記述どおりで誤りではない。

ニ 絶縁電線と同等の絶縁効力があるケーブルを使用したリモコンスイッチ用弱電流電線(識別が容易にできるもの)を、低圧配線と同一の配管に収めて施設した。

なぜ違う: 絶縁電線と同等の絶縁効力があり識別が容易な弱電流電線は、低圧配線と同一の管に収めることが認められている。適切な施工。

正解: ロ

要点: 同一金属製ボックスへの収納は堅ろうな隔壁とC種接地が条件。ロはD種接地としている点が誤り。

低圧配線と弱電流電線を同一の金属製ボックスに収める場合、堅ろうな隔壁を設け、金属製部分にC種接地工事を施す必要がある。ロはD種接地としているため誤り。ハの金属ダクトは隔壁とC種接地を施しており適切である。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 低圧配線・弱電流電線・隔壁

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出典:令和5年度第一種電気工事士学科試験(午後) 問29