自家用電気工作物において、低圧の幹線から分岐して、水気のない場所に施設する低圧用の電気機械器具に至る低圧分岐回路を設置する場合において、不適切なものは。

電気工事の施工方法

イ 低圧分岐回路の適切な箇所に開閉器を施設した。

なぜ違う: 分岐回路の適切な箇所に開閉器を設けるのは規定どおりで、保守時に回路を区分して開放するために必要。不適切ではない。

ロ 低圧分岐回路に過電流が生じた場合に幹線を保護できるよう、幹線にのみ過電流遮断器を施設した。
ハ 低圧分岐回路に、<PS>E の表示のある漏電遮断器(定格感度電流が 15mA 以下、動作時間が 0.1 秒以下の電流動作型のものに限る。)を施設した。

なぜ違う: 定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下の<PS>E表示付き漏電遮断器は、分岐回路の感電保護として認められている。不適切ではない。

ニ 低圧分岐回路は、他の配線等との混触による火災のおそれがないよう施設した。

なぜ違う: 他の配線との混触による火災のおそれがないよう施設することは電気設備技術基準の基本要求で、これを満たす施工は適切。

正解: ロ

要点: 分岐回路自体に過電流遮断器が必要。幹線のみは不適切。

低圧分岐回路には、その回路を保護する過電流遮断器を分岐箇所に施設する必要がある。『幹線にのみ』では分岐回路を保護できず不適切。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 低圧分岐回路・過電流遮断器・施工

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出典:令和5年度第一種電気工事士学科試験(午後) 問27