自家用電気工作物構内の受電設備における避雷器の設置に関する記述として、不適切なものは。

自家用電気工作物の検査方法・言い回しの要約や図・写真の文章化などで一部改変

イ 受電電力500kW未満の需要場所では避雷器の設置義務はないが、雷害の多い地区であり電路が架空電線路に接続されているので、引込口の近くに避雷器を設置した。

なぜ違う: 任意設置であり適切な判断。

ロ 保安上必要なため、避雷器には電路から切り離せるように断路器を施設した。

なぜ違う: 保守点検時の安全確保のため適切。

ハ 避雷器の接地はA種接地工事とし、サージインピーダンスをできるだけ低くするため、接地線を太く短くした。

なぜ違う: サージインピーダンス低減は適切。

ニ 避雷器には電路を保護するため、その電源側に限流ヒューズを施設した。

正解: ニ

要点: 避雷器の電源側に限流ヒューズを設けるとサージ電流でヒューズが切断され保護不能になる。

避雷器の電源側に限流ヒューズを施設すると、サージ電流が流れた際にヒューズが溶断し、避雷器の接地が機能しなくなる。避雷器は直接導通が確保される必要があり、ヒューズによる遮断の可能性を排除しなければならない。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 避雷器・限流ヒューズ・受電設備

同じ回の前後の問題

自家用電気工作物の検査方法の他の問題

アプリで弱点分析つきの演習ができます

App Store

第一種電気工事士の学習アプリ(電工1種トレ)

出典:令和5年度第一種電気工事士学科試験(午前) 問31