送電用変圧器の中性点接地方式に関する記述として、誤っているものは。

発電・送電・変電施設

イ 非接地方式は、中性点を接地しない方式で、異常電圧が発生しやすい。

なぜ違う: 正しい記述。設問は誤りを問うので該当しない。

ロ 直接接地方式は、中性点を導線で接地する方式で、地絡電流が大きい。

なぜ違う: 中性点を導線で直接接地するため地絡回路のインピーダンスが小さく、地絡電流は最も大きくなる。記述どおりで、設問の「誤っているもの」には該当しない。

ハ 抵抗接地方式は、地絡故障時、通信線に対する電磁誘導障害が直接接地方式と比較して大きい。
ニ 消弧リアクトル接地方式は、中性点を送電線路の対地静電容量と並列共振するようなリアクトルで接地する方式である。

なぜ違う: 対地静電容量と並列共振するリアクトルで接地し、地絡電流を打ち消してアークを自然消弧させる方式。定義どおりで誤りではない。

正解: ハ

要点: 抵抗接地は直接接地より電磁誘導障害が『小さい』。大きいは誤り。

抵抗接地方式は地絡電流を抑えるため、通信線への電磁誘導障害は直接接地方式より小さい。よって『大きい』とする記述が誤り。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 中性点接地・抵抗接地・誘導障害

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出典:令和4年度第一種電気工事士筆記試験(午前) 問19