平形保護層工事とは
平形保護層工事は、平形導体合成樹脂絶縁電線を平形保護層(上部保護層・上部接地用保護層・下部保護層)で保護して、造営物の床面や壁面に施設する低圧屋内配線の工事。床面では平形保護層を粘着テープで固定し、適当な防護装置を設ける。
電技解釈の156-1表で使えるのは、点検できる隠ぺい場所のうち乾燥した場所で、使用電圧300V以下のものに限られる。住宅以外の場所では、電線は20A用か30A用でアース線のあるものを使い、電路は対地電圧150V以下で、定格電流30A以下の過電流遮断器で保護される分岐回路とし、地絡を生じたときに自動的に電路を遮断する装置を施設する。平形保護層は造営材を貫通させず、上部保護層・上部接地用保護層やジョイントボックス・差込み接続器の金属製外箱にはD種接地工事を施す。
旅館・ホテルの宿泊室、学校や幼稚園・保育園の教室、病院・診療所の病室、フロアヒーティングなど発熱線を施設した床面、粉じん・可燃性ガス・危険物・火薬庫などの特殊な場所には施設できない。住宅では、日本電気技術規格委員会が承認した規格の要件によって施設する。
試験ではここが問われる
- 電路は対地電圧150V以下・定格30A以下の分岐回路で、地絡遮断装置を施設
- 造営材を貫通しない。上部保護層・上部接地用保護層と、ジョイントボックス等の金属製外箱にはD種接地工事
- 宿泊室・教室・病室・発熱線のある床面などには施設できない
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